2006年(平成18年)3月発行
<目次>
研究論文
■修行・形成・場所 ―日本人の仏教教育観の基底―
/笹田博通(東北大学大学院教育学研究科助教授)
■教育基本法改正問題と宗教的情操の教育
/杉原誠四郎(武蔵野大学文学部教授)
■龍安寺中興開山の仏教教育の歴史的展開
/谷川守正(佛教大学非常勤講師)
■学校における宗教教育
/橋本弘道(総持学園鶴見女子中学校・高等学校教諭)
■二つの訓 ―『典座教訓』と『倶学小訓』―
/松本皓一(駒澤大学名誉教授)
研究発表
■観経疏マーンダーラ絵語りの会その2
/家田隆現(むらさき学園理事長)
■型としての仏教教育
/岡屋昭雄(佛教大学教育学科前教授)
■科学技術基本法に関する一考察
/太田俊明(西山浄土宗教学研究所研究員)
■浄土宗義の教育的側面について
/粂原恒久(大正大学・東邦音楽大学講師)
■日本における「和」の文化の人間形成について
/黄海玉(佛教大学大学院生)
■地域とお寺に関する研究 ―法傳寺における幼児文化教材「支援機能」29年間の歩み―
/駒井美智子(山梨学院大学保育科助教授)
■神仏習合の教材開発試論―伊勢音頭をめぐって―
/小山一乘(関東短期大学こども学科教授)
■仏教教育の一視点 ―大正大学勤行式を事例に―
/小山典勇(大正大学教授)
■仏教保育と保育者の信仰について ―キリスト教保育・神道保育と比較して―
/佐藤達全(育英短期大学教授)
■両親教育に見る宗教教育の意義
/杉原誠四郎(武蔵野大学文学部教授)
■「開かれた」教育をめぐって
/鈴木一男(千葉県立小金高等学校教諭)
■竜安寺石庭と中興開山の仏教教育
/谷川守正(佛教大学非常勤講師)
■ネパールの食生活について ―祭りと日常の食生活―
/根津美智子(山梨学院短期大学助教授)
■死者への報恩と鎮魂 ―近代倫理の3区分と宗教教育の意義―
/平田俊博(山形大学教育学部教授)
■仏教者の稚児への「萌え」
/平松隆円(佛教大学大学院生・国際日本文化研究センター特別共同利用研究員)
■仏教に見る日本人の職業倫理
/摩尼和夫(大倉山アソカ幼稚園園長)
■生命尊重の保育 ―誕生会を通して―
/村上真理子(佛教大学付属幼稚園教諭)
■浄土宗保育の歴史(5)―建中寺幼稚園―
/安井昭雄(東京光明幼稚園園長・(社)日本仏教保育協会)
■事の仏教保育と理の仏教保育
/吉田実盛(兵庫大学短期大学部教授)
■明治期における浄土宗による仏教図書館設立運動について
/渡邊雄一(佛教大学大学院研究生)
書評
■上田閑照著『生きるということ』―書評にかえて―
/齋藤昭俊(大正大学名誉教授)
■川村覚昭著『島地黙雷の教育思想研究―明治維新と異文化理解―』
/平田俊博(山形大学教育学部教授)